赤レンガパーク目次
赤レンガパークについて
横浜と言えば、都心でもあり都会の雰囲気も持っていますが、自然界の中でも遊べるところがあり東京からも近いこともあるので多くの方が年中旅行に来ています。
新横浜駅周辺でのショッピングや誰もが知っている横浜中華街・みなとみらいに赤レンガ倉庫など遊びつくせないほどの観光スポットが溢れています。
そして、横浜中華街での食べ歩きは楽しさとおいしさを兼ね揃えた至福のひと時ですよね。
そんな今回の目的地は横浜と言えばこの光景を思い浮かべる方が多いのではないでしょうか。
行ったことが無い方もいるかもしれませんが、横浜と言えばこの赤レンガ!です。
赤レンガパークはこの赤レンガ倉庫の周辺一帯のことを指しテレビでもよく見かけますが、映画の撮影地としても多く使用されています。
また様々なメディアで取り上げられているためこの姿は本当に有名な景色ですよね。
そんな「赤レンガパーク」ですが、一体どんなものなんだろう?と不思議に思う方もいるかと思われます。
こちらの建物には古くから歴史があり、横浜市認定歴史的建造物として指定されているのです。
大まかにはこの建物は文化・商業施設とされており、明治政府により横浜税関新港倉庫として建設されました。
建設されたのは2号館が1911年(明治44年)・1号館は1913年(大正2年)だそうなんです。
私は歴史が大好きですし、建築士でもあるため歴史的な建物にとても興味があります。
また大好きな明治時代の建物と言うことで興味津々になりここまで来るのにとてもドキドキしてしまいました。
建物が完成してからは1989年(平成元年)までは保税倉庫として実際に使用されていました。
ですが、その役割を終えたあとはそのままこの建物は放置されていたそうなんです。
ですが、こんなにも素晴らしく美しい赤レンガ倉庫をこのまま置いておくのはもったいないと言うことで2002年(平成14年)に「横浜赤レンガ倉庫」として活躍の場となることができたのです。
1号館は今までの歴史の展示スペース・ホールなどの文化施設として使用されるようになり、2号館は商業施設として使用され、有名な観光スポットとして生まれ変わることができたのです。
この建物は数多くの認定や指定を受けており、2010年には日本初の「ユネスコ文化遺産保全のためのアジア太平洋遺産賞」優秀賞を受賞されているのです。
歴史的な建物は今の時代にも数多くの歴史を残して昔からずっと人気が絶えることがありません。
そして近年には、赤レンガ倉庫の付近一帯に広場や公園などを新たにつくり「赤レンガパーク」として整備され多くの方を魅了してきました。
今ではこのみなとみらい地区の代表的な観光スポットとなっており、この建物が目立つことから待ち合わせ場所などとしても活躍されています。
公園内には多くの木々が広がり、この公園でのんびりゆっくりと過ごすことができます。
都心にありながらもこの雰囲気を味わうことができるのはとても気分のいいものです。
みなさん休日などを利用し、疲れた心や体をリフレッシュしに来ている方がとても多いです。
ではここで赤レンガ倉庫の中に入り実際にどんな作りになっているのかご紹介して行きますね。
1号館の文化施設のこの1階には老店舗が構えられておりお土産品や横浜らしいおしゃれなショップが続いています。
ここでお土産を購入される方も多くみなさん、カゴいっぱいにしてお買い物を楽しんでいる様子が見られます。
では続いての2階3階は一気にご紹介していきたいのですが、この立派なホールや多目的スペースでは1年を通し演劇やコンサート・ダンスなどといった文化や芸術に触れることができます。
今の時代は新型コロナウイルスの影響で開催することは減ってしまいましたが、昔は毎日のように使用され多くの方でにぎわっていたのです。
では続いては2号館に足を運んでみましょう。この2号館は商業施設として利用されており、ファッション関係のお店を中心に洋服屋さん、雑貨屋さんが広がっています。
かわいらしいお店が多いので若い世代や女性を中心に毎日数多くの方が訪れています。
もちろんレストランもたくさん店舗をそろえています。
横浜ならではのおしゃれなカフェやここでの名物を食べることでスタミナをつけることができます。
お買い物にグルメにとここではたくさん思い出を作ることができます。
また、このイベント広場では1年を通し数多くのフェスが開かれています。
ビールフェスやクリスマスフェスなど大人から子供まで幅広い世代で楽しむことができます。
その期間にはこの広場にも多くのお店が立ち並び辺り一帯は大変盛り上がりを見せてくれます。
屋外でのイベントはなんだかわくわくしてしまいますよね。
開催されている期間を狙いぜひともこの赤レンガパーク一体で楽しんでいただきたいです。
赤レンガパークの見どころ
この「赤レンガパーク」の見どころはたくさんあります。
まずなんといってもこの赤レンガの建物そのものです。
外からこの景色を見るだけでも満足ですが、室内の中も楽しむことができます。
先ほどもお伝えしましたが、1号館は文化施設として使用されており、レンガなどが展示されているのはもちろん赤レンガ倉庫の歴史についても知ることができます。
また、大きな展示スペースやホールなどもありとても高級感の溢れる疏泄となっています。
あまりにも綺麗な展示ホールですので、映画の主人公になった気分を味わうことができます。
また2号館は商業施設となっているので多くの方がここに遊びに来ます。
最初のオープン時には31店舗の専門店が存在していましたが、今現在では40店舗ものテナントが入っており各店舗で赤レンガ倉庫ならではの限定商品が販売されています。
気になるお店ばかりだと思いますのでのんびりとお買い物をしてみてはいかがでしょうか。
また赤レンガ倉庫の建物そのものもじっくりと見ていただきたいです。
扉や屋根飾り・ベランダなど今の時代では洋風の建物が当たり前となっていますが、この赤レンガ倉庫を作り始めた明治時代には絶対に珍しい建物だったことでしょう。
明治時代には世界の文化が一気に日本に流れ込み、その歴史を学んだうえでこの建物が造られたんだなと感動してしまいました。
またこの周辺一帯は夜になるとライトアップされとても綺麗な景色を見ることができます。
オレンジ色のライトアップで赤色の建物がより一層美しく見えることができ、明るい時間帯とは全く違う景色を体験することができます。
夜になるとこの幻想的でロマンチックな雰囲気を味わおうと多くのカップルたちが訪れに来ています。
またこの赤レンガパークの公園からはあちらにある横浜大桟橋と横浜ベイブリッジを望むことができ、多くの方を魅了しています。
少し離れたところから見る横浜の都心の雰囲気はとても素晴らしく、昔から建てられてる赤レンガ倉庫と現代の建物を見比べてしまいます。
どちらも美しく私は何時間でも見ていられる気分になります。
そして公園内にはたくさんの自然があり、赤レンガ倉庫の周辺には数多くの花々が咲いています。
花散歩とって周辺をお散歩している方が多く、とても美しい景色を見ることができます。
赤レンガパークは1日かけて遊ぶことができます。
お買い物をしたり、屋外の公園でお散歩したり歴史を学んだりと。
歴史に触れながら過ごすことができるので是非一度お越しください。
赤レンガパークの周辺
この「赤レンガパーク」の周辺には他にも観光スポットが多く存在しています。
「海軍ゆかりの港めぐり遊覧船」といって、この周辺の海の潮風を感じながら自衛隊の護衛艦や造船所などを海上から間近に眺めることができるのです。
この船たちの迫力はとても素晴らしいです。映画で見るような軍艦が目の前に現れ思わず感動してしまうこと間違いないでしょう。
ここには軍艦のファンの方や小さなお子様を連れた方が多く見られ、毎日のように賑わっています。
カメラを持ってスタンバイしている方も多く、思わず何枚でも写真を撮ってしまいたくなりますよ。
また、「赤レンガ博物館」といった施設もあります。
こちらの場所はれんがをテーマにした世界中を探しても他にはない博物館となっています。
この博物館は明治時代に建てられた赤レンガの倉庫をそのまま使用し、日本国内だけでなく世界中にあるレンガやレンガでできた建造物を紹介しています。レンガのみの博物館はとても珍しいと思いますが、中に飾られているものはもっと珍しいです。
レンガの歴史についてとても詳しく紹介されており、古代のヨーロッパから中国の昔からの伝統・日本の産業革命について学習することができます。
また第二次世界大戦中のユダヤ人収容施設の歴史的にとても貴重な施設に関係しているレンガも飾られておりとても深く学びことができます。
赤レンガパークへのアクセス方法
では今までご紹介してきました「赤レンガパーク」のアクセス方法についてお伝え致しますね。
まず住所は「神奈川県横浜市中区新港1-1」となっており周辺にはランドマークタワーやみなとみらいが存在しています。
ここまでは多くのアクセス方法があり車・電車・バス、そしてなんと水上バスでもお越しいただくことができます。
水上バスはこの周辺を周っており乗って遊ぶ目的となっていますのでその他の方法についてご紹介しますね。
まずお車でのアクセス方法ですが、首都高速「みなとみらい」または「横浜公園」出口をご利用ください。
そこからはほんの数分で到着することができ、駐車場もしっかりと完備されています。
第一・第二とありますが2つ合わせても200台くらいの収容です。
余裕を持ってお越しいただくのがいいかと思われます。
時間ごとに料金がかかりますのでこの点はご注意くださいね。
電車でのアクセス方法はJR市営地下鉄かみなとみらい線を使用することになります。
そしてバスでのアクセス方法は周遊バス・連結バス・空港リムジンバスといった数多くの種類の選択肢があります。
さすが横浜といったアクセスの利便性の良さです。
詳しくおひとつずつ紹介していくと長くなってしまうので、ご自身で行かれる方法が決まりましたら、下調べをお願い致します。横浜市内の観光になりますので、公共機関を利用する方法がいちばんいいかと思われます。